研究課題/領域番号 |
16K13402
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
八重倉 孝 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90308560)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 研究方法 / 条件付規範的会計研究 / 研究方法論 / 規範的研究 / 経験的研究 / 科学的実在論 / リサーチ・メソッド / 条件付規範的会計研究方法論 / La Porta et al. (1998) / 会計学の研究方法 / 規範的会計研究 / 経験的会計研究 / CoNAM |
研究成果の概要 |
規範的研究と経験的研究のそれぞれに関する検討の結論を綜合することによる会計学研究方法の確立を試みた.具体的には,規範論・経験論の垣根を越えた,会計学の統一的な研究方法についてとりまとめた.その過程で,既存の研究に大きな瑕疵が存在する事が明らかになった点について各論の検討を行った.研究成果の一部は学会報告および学術誌掲載に至った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の特徴は,規範的会計研究と経験的会計研究を融合した会計学の研究方法を確立するところにある.現在の会計学研究の状況は,これら両者の研究が完全に分断されており,このことが会計学の進展に対して大きな障害になっている.しかし,大半の研究者は規範論または経験論のいずれかにのみ依拠しているため,規範論として優れた研究であっても,外的妥当性に欠けていることが多いいっぽう,経験論として優れた研究であっても,内的妥当性に欠けているということが常態化している.本研究は両者の長所を取り込むことによって,(分断された形では期待できない)内的妥当性と外的妥当性のバランスのとれた研究方法を確立することを試みた.
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