研究課題/領域番号 |
16K13404
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
淺田 孝幸 立命館大学, 経営学部, 教授 (10143132)
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研究分担者 |
大浦 啓輔 立命館大学, 経営学部, 准教授 (20452485)
平井 裕久 神奈川大学, 工学部, 教授 (40399019)
堀井 悟志 立命館大学, 経営学部, 教授 (50387867)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 予算管理の運用 / 海外子会社経営 / 海外経営成果 / 情報の非対称性 / 海外事業の労務 / リスクと収益性 / 予算管理制度 / 海外子会社 / 国内子会社 / グローバル予算制度 / 予算と成果の関係 / リスク管理システム / 情報の非対象性 / アンケート調査 / アセアンクラスター / グループ企業経営 / アセアン日本法人の経営 / 予算管理の展開 / 国際化したグループ経営 / 組織間管理会計 / グローバル経営 / 予算管理のダイナミック化 / 予算管理システムの課題 / アジアでの日本法人の課題 / 北米での日本法人の課題 / 予算原価/実際原価の精度化 / 管理会計 / アクションリサーチ / 予算管理論 |
研究成果の概要 |
本研究は、グローバルに事業を展開した日本企業における国内・国外子会社間でのマネジメントの成果比較を行い、他国の競争企業と比較して海外経営で苦戦している理由の1つに、マネジメントコントロールの構築と運用に課題があるという仮説をたてた。「海外子会社に対する予算管理の強度が強いほど、情報入手の可能性、現地経営層の能力向上を介して業績向上に寄与することを指摘し、予算管理それ自体が海外子会社の管理で有効であること」を明らかにした研究である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、国内外における日本法人の予算管理システムの課題を検討したもので、実施状況における運用過程と環境に課題があることをより具体的な結果と予算管理システムの運用変数についての状況変数とからめて、海外事業運営における予算管理システムのソフトな変数に注目して、問題点を明らかにしている。 とりわけ、研究では海外子会社の業積は日本本社からみたときに必ずしも満足なものではなく、様々なコントロールシステムとりわけ、予算管理制度に課題があることが示唆されている。その中でも成果と予算管理制度の運用(例えば、目標水準の厳しさ)などにおいては課題があり、これは人事労務管理の課題と関係していることが示唆されている。
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