研究課題/領域番号 |
16K13406
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐藤 嘉倫 東北大学, 文学研究科, 教授 (90196288)
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研究分担者 |
浜田 宏 東北大学, 文学研究科, 教授 (40388723)
永吉 希久子 東北大学, 文学研究科, 准教授 (50609782)
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研究協力者 |
瀧川 裕貴 東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 助教 (60456340)
Hedström Peter リンショーピン大学, 分析社会学研究所, 所長
伊藤 貴史 東北大学, 大学院文学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 社会的排除 / 分析社会学 / エージェント・ベースト・モデル / ビッグデータ / 計算社会科学 / ビッグデータ解析 / パネルデータ分析 / 差別 / 記述的規範 / 経験的較正モデル |
研究成果の概要 |
社会的排除はある社会的領域における排除が別の社会的領域における排除に連鎖していく過程を捉える概念である。たとえば貧困(経済における排除)は社会的孤立(社会における排除)につながりやすい。本研究プロジェクトでは、その連鎖の累積過程に着目し、なぜそのような過程が生じるのかを、コンピュータ上に仮想社会を作り出すエージェント・ベースト・モデルとインターネット上の人々の言説を分析するビッグデータ解析により、解明した。その結果、累積的排除過程の背景には、各社会的領域における制度の連結が整合的でないことと人々の言説の分極化が存在することが明らかになった。
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