研究課題/領域番号 |
16K13415
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
湯崎 真梨子 和歌山大学, 産学連携イノベーションセンター, 客員教授 (50516854)
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研究分担者 |
中島 敦司 和歌山大学, システム工学部, 教授 (90283960)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 学校立地 / 廃校 / 学校沿革 / 災害履歴 / 防災機能 / マップレイヤー / 社会学 / 防災 |
研究成果の概要 |
本研究では,明治期の学校創設時に遡り,和歌山県内で設置された小学校,中学校の廃校および現役校の校地の位置,沿革,災害履歴などの情報を文献と現地調査により収集,整理した。現地調査は2271件になった。これにより過去145年間で和歌山県内に設置された小中学校,尋常小学校,廃校のほぼ全ての学校の位置情報を確認した。その全ての地点を公的なハザードマップと照合し校地の安全性を評価した。その結果,土砂災害では8割の校地が危険地を避け,防災上の価値を持つなど,校地選択における先人の知恵の確からしさが明らかになった。研究成果をわかりやすくまとめ,『紀北の廃校』および『続続・地産地消大学』として出版した。
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