研究課題/領域番号 |
16K13424
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 活水女子大学 |
研究代表者 |
岡田 純也 活水女子大学, 看護学部, 教授 (70315266)
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研究分担者 |
河村 洋子 静岡文化芸術大学, 文化政策学部, 准教授 (00568719)
幸 史子 活水女子大学, 看護学部, 准教授 (60736130)
岡田 みずほ 長崎大学, 病院(医学系), 技術職員 (90596561)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ベーチェット病 / 患者会 / PDアプローチ / 社会学 / 社会集団 / 社会組織 |
研究成果の概要 |
PDアプローチを活用して、ベーチェット病患者会という組織集団(コミュニティ)に対し、エンパワーメントできるように介入し、患者会に求められる運営の方策に関する知見を得て、今後の患者会の運営のあり方を検討した。その結果、PDアプローチを活用して、ベーチェット病患者会の各支部の運営状況を調査し、順調に(うまく)いっている支部の患者会の存在を同定した。そして、順調に(うまく)いっている患者会を発見し、発見された行動や実践をデザインし、全ての患者会に実践できるように活動を展開(拡散)した。その評価として、PDアプローチを活用して、実践している様子をモニタリング(観察)し、評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究成果として、日本では活用事例がないPDアプローチを使用して、ベーチェット病患者会に介入し、さらに、海外でも患者会に対する活用事例がないPDアプローチの有効性が検証できたと考える。その有効性が検証されたPDアプローチを活用することで、これまでと異なったベーチェット病患者会の運営における発想の転換が今後の患者会の活動の活発化に繋がることとなった。 以上のような、これまでに活用事例がないPDアプローチという手法を取り入れることにより、ベーチェット病患者会に求められる運営の方策に関する知見を得て、今後の患者会の運営のあり方を検討することができた。
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