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沖縄県の島嶼地域における社会的養護関連職員のストレスマネジメント・システムの創造

研究課題

研究課題/領域番号 16K13433
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 社会福祉学
研究機関琉球大学

研究代表者

本村 真  琉球大学, 人文社会学部, 教授 (30274880)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードストレスマネジメント / 児童養護施設 / TRE / リセット / 児童虐待予防 / 島嶼地域 / 社会的養護
研究成果の概要

今回活用したリセット等の社会的養護関連職員のストレスマネジメント・スキルとしての有効性について、ワークショップ実施当日の肯定的変化が確認できた。しかし、有効性を実感したスキルであっても日々の多忙な業務の中でそのスキルを継続できるかどうかが課題となる点が、プラクティショナー・スキル取得後においても再確認できた。職員の離職予防という観点からはこのようなスキルの組織単位で活用の検討も今後の課題といえる。また、島嶼地域特有のストレスの有無については、個人が活用するストレスへの対処法等によっては豊かな自然環境の活用や身近な親族・友人等のサポートネットワークの活用が容易であるという肯定面も確認された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで先行研究において焦点の当てられることのなかった島嶼地域の社会的養護関連職員を対象としたストレスマネジメント・スキルについて、リセット等のセルフ・ケア技法が身心両面のストレス解消に効果がある点と共に、その後の継続調査によって効果を確認されたスキルであっても継続した活用につながるとは限らない点が明確になった。研究参加者からはこのようなスキルの取得が個人的にのみでなく、他の職員を含めて組織として取り入れる必要があるという回答も多くみられた。離職予防が課題である社会的養護の現場において、このような「セルフケア」の必要性の意識の涵養および具体的スキルの効果確認ができたことは社会的意義がある。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 児童養護施設における職員のセルフ・ストレスマネジメント実践-島嶼地域におけるセルフケア技法の活用に関する研究-2018

    • 著者名/発表者名
      本村真
    • 学会等名
      日本児童養護実践学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 児童養護施設における職員のセルフ・ストレスマネジメント実践 -島嶼地域におけるセルフケア技法の活用に関する研究-2018

    • 著者名/発表者名
      本村真
    • 学会等名
      日本児童養護実践学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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