研究課題/領域番号 |
16K13438
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 北海道文教大学 |
研究代表者 |
大川 浩子 北海道文教大学, 人間科学部, 教授 (50458155)
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研究分担者 |
宮本 有紀 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (10292616)
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研究協力者 |
本多 俊紀
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 就労支援 / セルフケア / 人材育成 / インテンショナル・ピアサポート / マインドフルネス / コンパッション / ストレス / ワーク・エンゲイジメント / セルフ・ケア / セルフ・コンパッション / バーンアウト / 感情労働 / コ・プロダクション / 対話型アプローチ |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、障害者の就労支援を行う支援者の中でも、特に経験の浅い支援者の職業と関係するストレスに対するセルフケアプログラムの開発である。方法は、まず、就労支援機関にアンケート調査行い、人材育成の現状と課題、職務ストレスについて検討した。その結果を踏まえ、対話型アプローチの一つである援助者と被援助者が相互に学び合う関係を大切にした、インテンショナル・ピアサポートを基盤としたセルフケア研修プログラムの開発を行い、予備プログラム、本プログラムを実施した。予備プログラムでは3か月後に変化を感じている者が約85%おり、感情面や職場での対人関係の変化があげられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発を目指した若年就労支援従事者に対するセルフケアを目的とした研修プログラム(予備段階)は、参加者が自分自身の感情や気持ちに注目することができ、受講3ヵ月後でも結果として、自分自身をいたわることにつながることが推測される。現在、最終研修プログラムの効果について検討中ではあるが、就労支援従事者以外の対人援助職にも汎用が可能であると考えられ、近年、社会的な課題となっているメンタルヘルス不全による休職や離職予防の一助になることが期待される。
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