研究課題/領域番号 |
16K13477
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 中京大学 |
研究代表者 |
川島 大輔 中京大学, 心理学部, 准教授 (50455416)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | エンド・オブ・ライフ / 死 / 生涯発達心理学 / 高齢者 / アクションリサーチ / 終活 / 国際比較 / アクション・リサーチ / 教育系心理学 / 死生心理学 / 老化 |
研究成果の概要 |
本研究では,日本人および米国人の高齢者への調査を通じて高齢者のエンド・オブ・ライフへの態度とその関連要因を探索した。具体的には,エンド・オブ・ライフへの態度ならびに,健康度や他の関連要因についての質問項目を含む質問紙調査を行ない,同時にエンド・オブ・ライフへの態度の測定尺度の開発も行った。結果として,エンド・オブ・ライフへの態度構造と関連要因が明らかになった。また米国の地域高齢者のエンド・オブ・ライフへの態度についての調査の実施、ならびにエンド・オブ・ライフの活動を促進する実践的ツールの開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
エンド・オブ・ライフについては,医療現場でのケアに関連した研究が多数を占めており,高齢者施設入居者や自立的生活を営む大多数の高齢者のエンド・オブ・ライフについてはこれまで十分検討されていない。とくに高齢者が有するエンド・オブ・ライフへの態度の実態と関連要因についての詳細な心理学的考察は極めて乏しい。またエンディングノートや終活セミナーなど様々なツールのほとんどは学問的知見に裏付けされたものではなかった。こうした状況に鑑みて,高齢者のエンド・オブ・ライフへの態度と関連要因を明らかにし,調査に基づく具体的な実践ツールを開発したことの学術的・社会的意義は大きい。
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