研究課題/領域番号 |
16K13478
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
成田 健一 関西学院大学, 文学部, 教授 (10228091)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 生涯発達心理学 / 自己 / 成人期 / Web調査(ウエブ調査) / 質問紙調査 / 超短縮版 / 精神的健康 / 2項目自尊感情尺度(TISE) / 中年期 / 老年期 / web調査(ウエブ調査) / 繰り返し測定 / ウェル・ビーイング |
研究成果の概要 |
本研究の目的は成人期における自己の発達とwell-beingの関係を,2項目自尊感情尺度などショートスケールを用いて郵送調査によって横断的に検討することであった。加えて長期縦断研究を可能にさせる礎となる調査データの収集を目指した。しかし,2020年1月以降の新型コロナウイルス禍に伴う社会的状況によって,郵送調査実施が不能となった。そこで予備的研究として,Web調査を用いて長期縦断研究の基礎となる調査データを収集した。本研究は当初の目的達成は結果として不可能であったが,副次的に,Web調査の画面レイアウトによって,回答者の手抜きの程度に差がないことを示し,今後のWeb調査間比較を可能にさせた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
当初目指した本研究の主目的は,コロナウイルス禍によって郵送調査が不能となった段階で潰えた。しかし代わりにWeb調査を行なうことで,2つの目的のうちの1つ―長期縦断研究を可能にさせる礎となる調査データの収集―は達成することができた。今後,縦断研究におけるWeb調査の利用可能性を検討する可能性を留保できたという重要な意味を持つ。それに加えて副産物として,Web調査のデザインやインターフェースが,Web上での回答パターンに影響を及ぼさないことも示した。今後のWeb調査において,そのデザインが異なっていても相互比較を可能にさせるという意味で,重要な意義があると考えている。
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