研究課題/領域番号 |
16K13486
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
岩永 誠 広島大学, 総合科学研究科, 教授 (40203393)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 過剰適応 / 対処行動 / ストレス反応 / 抑うつ / 労働ストレス / タイプA行動 / 防衛的悲観主義 / 完全主義 / 仕事満足 / バーンアウト / 投影法 / 対人関係 / 健康心理学 / ストレス / 自律神経系活動 |
研究成果の概要 |
本研究は,労働における過剰適応が,タイプA行動や防衛的悲観主義といったストレス関連特性とどのように関連しているのか,また対処行動の採用やストレス反応に与える影響について検討した。過剰適応は,ストレス関連特性との関連性は高いものの,対処行動やストレス反応に及ぼす影響はストレス関連特性の影響と比べて極めて低かった。このことから,労働における過剰適応はストレス反応を規定する要因として機能するのではなく,ストレスによってもたらされた状態だと考えられる。それゆえ過剰適応は,個人特性ではなく,ストレス反応の一つであるとみなすのが妥当である。
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