研究課題/領域番号 |
16K13488
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
川道 拓東 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 客員研究員 (30596391)
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研究分担者 |
菅原 翔 生理学研究所, システム脳科学研究領域, 特任助教 (80723428)
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連携研究者 |
小池 耕彦 生理学研究所, システム脳科学研究領域, 助教 (30540611)
荻野 祐一 群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (20420094)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 共感的態度 / カウンセリング / バイオマーカー / 機能的結合性 / 右前頭葉 / fMRI / 心理面接過程 / 共感 |
研究成果の概要 |
共感的態度は、他者の感情を理解し受容的な態度を示す、カウンセリングにおける重要な技法の一つである。本研究では、dual-fMRIを用いて、20組の同性の初対面のペアを対象にして意見開示課題を実施した。結果として、共感的態度と関連して、右下前頭野と右側頭頭頂結合部の機能的結合性の増強が見られた。さらには、職業上、共感的態度を呈することを求められる医療労働者を対象に安静時fMRIを用いた実験的検討を実施した。結果として、右前頭極と線条体の結合性が対照群と有意に異なることを確認した。これらをまとめると、共感的態度のバイオマーカーとして前頭葉と他の領域の機能的結合性の評価が有用である可能性を示した。
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