研究課題/領域番号 |
16K13491
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 聖徳大学 |
研究代表者 |
菅沼 憲治 聖徳大学, 心理・福祉学部, 教授 (10118713)
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研究分担者 |
吉澤 英里 環太平洋大学, 次世代教育学部, 講師 (80616029)
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研究協力者 |
窪田 新太郎
矢島 新
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | セルフ・コンパッション / 金魚鉢方式のロールプレイング / 惨事ストレスケア / 消防職員 / 心理学的介入 / アサーション / レジリエンス / 惨事ストレス |
研究成果の概要 |
第一に、一般成人に金魚鉢方式のロールプレイ(FBR)を行い実施前後のアサーションを測定し3つの役割間(主役・相手役,観察者,ファシリテーター)でのトレーニング効果の違いを検証した。その結果、役割に関わらず実施後のアサーションが高くなった。第二に、消防職員にFBRを行い実施前後のセルフ・コンパッション(SC)を比較した。その結果、役割に関わらず実施後のSCが高くなった。第三に、消防職員にビブリオ・セラピーを行いその効果を検討した。介入群と比較群を設け実施前後のセルフ・コンパッション(SC)とストレスコーピングを測定した結果、ビブリオ・セラピーをすることで特にSCが向上・改善することが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究期間中、より多くの消防職員に対して実施できる、簡単で効果の高いトレーニング・プログラムの開発を目指してきた。一連の研究を通して、消防職員のストレス免疫能力を向上するための効果的なトレーニング・プログラムを検討することができた。この成果を発信することで、消防職員の惨事ストレスケアに貢献できると考える。
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