研究課題/領域番号 |
16K13524
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
諏訪 晃一 大阪大学, 人間科学研究科, 招へい研究員 (50440962)
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研究分担者 |
高田 一宏 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (80273564)
前馬 優策 大阪大学, 人間科学研究科, 講師 (00632738)
原田 琢也 金城学院大学, 人間科学部, 教授 (10707665)
柏木 智子 立命館大学, 産業社会学部, 准教授 (90571894)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 現象としての低学力 / 実践のメタメソドロジー / 子どもへの第三のまなざし / 複合的困難 / 学校教育 / 低学力現象 |
研究成果の概要 |
全国学力調査の平均正答率を、社会経済的背景(SES)の代替指標を用いて分析する手法について検証した。学力とSESの強い結びつきはすでに広く知られているが、日本国内の学力調査では、SESに関するデータが採られていないことが多く、従来は、SESを踏まえた分析を行うことは容易ではなかった。しかし、本研究では、先行研究に基づき公開データをSESの代替指標として用いることで、その課題を解決した。本研究の成果により、学力調査でSESに関するデータが採られていない場合でも、公開データのみを用いてそれを代替できることが確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本国内の学力調査では、社会経済的背景に関するデータが採られていないことが多く、従来は、社会経済的背景を踏まえた分析を行うことは容易ではなかった。しかし、本研究では、学力調査の結果に関する新たな分析手法を開発することで、社会経済的背景を踏まえた分析を行うことを容易にし、大都市内部の格差の分析や、都市間の比較など、様々な応用可能性に道を開いた。
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