研究課題/領域番号 |
16K13528
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
谷口 京子 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 学振特別研究員(RPD) (10773012)
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研究分担者 |
山本 容子 関西医科大学, 看護学部, 助教 (10757173)
平川 幸子 広島大学, 国際協力研究科, 准教授 (80314780)
光永 悠彦 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 准教授 (70742295)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 学力 / テスト開発 / 項目反応理論 / 途上国 / 学力の測定 / 開発途上国 / 学力測定 / 古典的テスト理論 / アフリカ / 基礎学力 / 発展途上国 / 学力テスト / 読解力 / 計算力 / ライフスキル |
研究成果の概要 |
本研究では、サブサハラ・アフリカ地域において、基礎学力を測定することができるテスト開発を行った。本地域で、学力が比較的高いガーナ、中程度のエチオピア、低いマラウイを例とし、学力テストと質問紙調査を行った。学力テストは、現地語、英語、算数、ライフスキルの4科目とし、各教科10項目で構成した。質問紙は個人と家族要因についての項目で構成した。学年は4~7年生を対象とした。計4783名からデータを収集した。 項目反応理論(IRT)を用い基礎分析を行い、各教科の項目の困難度と識別力の検出、特異項目機能(DIF)分析を行った。幾つか項目には課題があるものの、研究目的は概ね達成することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
サブサハラ・アフリカ地域において、基礎学力の定着は非常に低く、大きな課題となっている。基礎学力を定着させるためには、まず、正確に基礎学力を測定する必要がある。しかし、この地域における基礎学力を測定することができるテストは非常に少ない。また、存在しても問題項目が公表されていないため、どのような点が弱点であるかなど解答の特徴は明らかにされていない。 先進国と同じ理論を用いてテスト開発したことによって、途上国においても現状に合わせた生徒の基礎学力の習得するための評価方法の開発に貢献をした。また、サブサハラ・アフリカ地域における学力の向上に貢献した。
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