研究課題/領域番号 |
16K13531
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
押田 貴久 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (40573879)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 指導教諭 / OJT / OJT / 教育学 / 教師教育 |
研究成果の概要 |
本研究は,指導教諭のキャリアや職務実態を調査するために配置状況を整理し,指導教諭制度が導入される以前から取り組んできた宮崎県の指導教諭(スーパーティーチャー)への訪問調査を実施し,指導教諭のキャリアや職務実態の把握に努めた。また,全国の47都道府県・20政令指定都市に対する質問紙調査,宮崎県の指導教諭への質問紙調査も実施した。 指導教諭の配置率は37%と低く,未配置の理由としては財政的要因が大きく,主幹教諭を優先的に配置していることが確認できた。指導教諭配置の意義や効果が見出しにくいとの回答も寄せられたが,自校教員の授業力向上や校内研究・校内研修の活性化,OJTの推進の成果があげられている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,2008(平成20)年に導入された「指導教諭」の実態把握に取り組み,指導教諭配置の効果と課題を明らかにした。 若手教員が増加し,学校の多忙化も指摘される中で,教職員の資質向上を図るためには校内での指導的立場である指導教諭の活用が有効である。授業公開や参観を通じた自校教員の授業力向上や校内研究・校内研修の活性化,OJTの推進などの成果があることを質問紙調査や訪問調査により確認できた。
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