研究課題/領域番号 |
16K13538
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 東洋大学 (2019) 早稲田大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
長谷部 圭彦 東洋大学, アジア文化研究所, 客員研究員 (60755924)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 義務教育 / オスマン帝国 / イスラーム / 教育史 / 東洋史 / 世界史 / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究は、オスマン帝国の義務教育につき、その実施過程を検討するものである。研究代表者は、4年間の研究期間を通じて、同国の教育行政法に関する英語論文を国際的な査読付き雑誌に掲載し、義務教育の基礎的なデータとなる学事統計史料を紹介した。また、トルコ人研究者との共同研究を組織し、国際シンポジウムを開催した。その成果は、海外の出版社から英文論集として刊行される予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、オスマン教育史研究における80年来の通説を訂正し、当該分野の研究を進展させたところと、トルコ人研究者との国際共同研究を組織し、国内外の研究者との交流を推進したところにある。ともに、国内外の研究者から一定の評価を得、さらなる共同研究の組織化が始まりつつある。また、社会的意義としては、オスマン帝国やトルコ共和国の教育を、一般向けの講演会や初学者向けの概説で紹介したことが挙げられる。
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