研究課題/領域番号 |
16K13553
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
藤墳 智一 宮崎大学, 教育・学生支援センター, 准教授 (30248637)
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研究分担者 |
村澤 昌崇 広島大学, 高等教育研究開発センター, 准教授 (00284224)
米澤 彰純 東北大学, 国際戦略室, 教授 (70251428)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 学士課程教育 / 高等教育 |
研究成果の概要 |
米国の大学における訪問調査によって深い学習の実現に向けて次のような工夫と体制の整備が効果的であることがわかった。まず、学生に対して、個別相談、第二言語習得、留学、課題解決、ラーニングポートフォリオ、卒業論文を積極的に経験させ、大学全体でその活動を支援していた。次に、教員に対して、交流の促進、改革のための補助金支給、カリキュラムレベルのアセスメント、読書セミナー、授業相互観察を大学が支援していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、米国のリベラルアーツカレッジの調査から得た成果を日本の大学の現状分析と照らし合わせ、教育改善への提言をおこなった。たとえば、講義、実験、卒業研究がそれぞれ発展させてきた指導方法を1つの科目の中で柔軟に組み合わせることで多様な学習経験を提供すること、また、すべての授業形態で個別指導を充実させ、学習内容を個別化させることの重要性を指摘した。つまり、本研究の観察では、学生が質の高い多様な学習を経験し、それらをふり返り、個々の学習経験をこれまでとは違う角度から結びつけることによって学習が深まることが明らかになった。
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