研究課題/領域番号 |
16K13581
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
内ノ倉 真吾 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 准教授 (70512531)
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研究分担者 |
下古立 浩 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 准教授 (90785453)
山元 卓也 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 准教授 (80785436)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 複式学級 / 教科指導 / 実践的な知識 / 理科授業 / へき地・小規模校 / 学年別指導 / 同単元指導 / 学習過程 / 小規模学級 / へき地 / 実践的知識 / 小学校複式学級 / 理科指導法 |
研究成果の概要 |
一人の教師が一つの教室で異なる複数の学年の授業を行う学級編成である、「複式学級(Multi-Graded Classes)」が存在する。本研究で、諸外国・単式学級・他教科との比較や文献調査に基づく理論的な検討を通じて、小学校複式学級における理科指導法について、教師が保持している実践的知識を解明することを目的とした。その結果、複式学級における教育課程の編成、教科指導体制の実際を把握することができ、そこには教員組織にて保持される実践的知識があることが分かった。また、各教科の授業構成の方法に関する実践的な知識があり、これらは、現職教師の職能開発や教職課程学生の実習にも活用できる見通しが得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小学校複式学級における教科指導の現状と課題を把握した上で、職域として教員組織が保持・継承する実践的な知識の一端が把握でき、それに基づいた教科指導の開発の視点が得られた。また、大学における教員養成のための基礎的な知見も得られ、大学の授業科目の内容構成の改善につなげていくことができる可能性が見えてきた。
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