研究課題/領域番号 |
16K13590
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 沖縄大学 |
研究代表者 |
上地 幸市 沖縄大学, 地域研究所, 特別研究員 (60635275)
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研究分担者 |
嘉数 健悟 沖縄大学, 人文学部, 准教授 (50612793)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 教師志望学生 / 学校インターンシップ / 協働 / 教職インターンシップ / 評価指標 / 連携協働 / 力量形成 / 教員養成 |
研究成果の概要 |
本研究では,「学校インターンシップ」の経験が教師志望学生の「力量」形成にどのような影響を及ぼすのかを明らかにするとともに,評価指標の開発を行うことを目的とした。その結果,「学校インターンシップ」を通して,生徒とのコミュニケーションが取れるようになったこと,長期にわたって授業を観察することで,現場の先生の指導技術について体験的に学びを深めていることなどを明らかにした。また,「学校インターンシップ」を大学,教育委員会,学校の3者が協働して実施するためにも定期的な協議の場を設定しながら,「学校インターンシップ」だけでなく,教職課程全体の質保証に向けた協働の在り方を検討する必要があることを指摘した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の最大の特徴は,大学と教育委員会,学校現場との連携,協働により「学校インターンシップ」を実施し,教師志望学生の「力量」形成の実態と評価指標の開発を行ったことである。特に,「学校インターンシップ」の実施に際して,大学と教育委員会,学校現場との密な連携が図られることで,協働して未来の教師を育てていけるような仕組みが構築されたことは大きな意義があると考えられる。また,「学校インターンシップ」の導入が検討されている中で,その内容を検討するための基礎資料を提供できたと考えられる。
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