研究課題/領域番号 |
16K13599
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 早稲田大学 (2018-2019) 大阪大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
磯村 朋子 早稲田大学, 理工学術院, 招聘研究員 (20771926)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 視線 / アイトラッキング / アイコンタクト / コミュニケーション / 社会認知機能 / 自閉症スペクトラム / 共感性 / 社会性認知 / 社会的認知 / 表情認知 / 視覚入力 |
研究成果の概要 |
本研究では、社会相互交渉場面における視覚入力が社会認知情報処理に与える影響について明らかにすることを目的とした。ウェアラブルアイトラッカーを用いて会話中の二者の視線を同時計測し、得られたビデオデータと視線データを合わせて解析することで、二者間コミュニケーション時の相互注視(アイコンタクト)を自動で検出するアプリケーション(MutualEyeContactAnalyzer)を開発した。また、他者との相互注視の際、自身の身体感覚(心拍への鋭敏性)が向上することを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、人間の社会的知性を支える認知メカニズムの解明につながる他、自閉症スペクトラム等の障害に対する介入、サポートに役立つことが期待される。また、人間同士の円滑なコミュニケーションに関わる視線のやり取りを明らかにすることで、人間と円滑にやり取りすることができるロボットの開発といった研究開発にも貢献しうる。
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