研究課題/領域番号 |
16K13601
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 群馬大学 (2018) 九州大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
冨田 更紗 (甲斐更紗) 群馬大学, 教育学部, 研究員 (40589636)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 聴覚障害学生 / 認知特性 / セルフアドボカシー / 情報保障 / 聴覚障害児・者 / 合理的配慮 / エビデンス |
研究成果の概要 |
聴覚障害学生の高等教育機関への進学が年々増加している現在において,一見「分かりにくい」障害である聴覚障害学生への情報保障として,どのような方法が妥当かの判断が不可欠である。聴覚障害学生の理解度,認知特性,セルフアドボカシースキル,支援ニーズ等を考慮した適切な情報保障方法を提供することが必要であり,その判断のエビデンスを把握することが求められる。そのため,聴覚障害児・者の認知特性,セルフアドボカシースキルの様相を明らかにしそれらのエビデンスに基づいた,聴覚障害学生の学びを保障するための多様な情報保障モデルについて検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
聴覚障害学生の高等教育機関への進学が増加している現在,聴覚障害学生の認知特性やセルフアドボカシースキルに応じた情報保障を提供することも求められよう。聴覚障害学生の認知特性,セルフアドボカシー等を把握することは合理的配慮提供の元になるエビデンス抽出に繋がることが期待される。聴覚障害の程度や生育環境等によって言語獲得や生活体験に大きな個人差があり,コミュニケーション手段は様々である(村瀬,2003等)。聴覚障害者のコミュニケーション・情報保障に対するニーズの多様性を他者が普遍的に理解することは容易ではない(吉田,2008)ため、聴覚障害に応じた認知特性等の把握のアセスメント方法も求められよう。
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