研究課題/領域番号 |
16K13620
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ材料化学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
福島 和樹 山形大学, 大学院理工学研究科, 助教 (70623817)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ブロック共重合体 / 自己組織化 / 生分解性ポリマー / ブロックポリマー / 秩序構造化 / ナノ構造 / DNA / ボトムアップ |
研究成果の概要 |
本研究では,電子デバイスへの転用を念頭に置き,片方ブロックに異なる生分解性ポリマーを有し,ブロック間にメソゲン様分子を導入した3種のAB型生分解性ブロックポリマー (BCP)が形成する微細構造の解析を行った。 スピンコート膜に対する原子間力顕微鏡観察の結果,各BCP単独ではスピンコート後のアニーリング処理によって異方性構造が発現した。また,2成分混合系(AB +AB’)では第3成分(B’)の導入により,相分離が促進され,アニーリングを必要とせずに異方性構造が観察された。また,無機塩の添加によって,異方性を示す会合体が凝集し,ポリマー毎に異なる,より大きな構造を形成することを見出した。
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