研究課題/領域番号 |
16K13640
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ材料工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
佐藤 和久 大阪大学, 超高圧電子顕微鏡センター, 准教授 (70314424)
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連携研究者 |
保田 英洋 大阪大学, 超高圧電子顕微鏡センター, センター長・教授 (60210259)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 低次元性 / 極限環境 / ナノ磁石 / 電子照射 / 規則合金 / FeNi / 照射促進規則化 / 超高圧電子顕微鏡 |
研究成果の概要 |
本研究では、バルク材合成が容易でないFeNi合金を低次元化し、極限環境(高エネルギー電子線照射)を利用して高速拡散を誘起することにより規則相形成を図り、新奇ナノ磁石創製に挑戦した。(1)電子照射促進規則化の確認、(2)Fe-Ni合金薄膜における照射促進規則化、(3)FeNiナノ結晶合金に及ぼす高エネルギー電子照射の影響、の3点について研究した。その結果、超高圧電子顕微鏡を利用した照射促進規則化を用いることにより、通常の熱処理では容易には形成されないL10型FeNi規則相を短時間で生成させることが可能であることを実証し、FeNi規則相が573 Kにおいて安定相であることを示す新たな知見を得た。
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