研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、機能性人工物質の創製により生み出される新規なスピントロニクス機能の開拓を目指した。具体的には、非磁性金属薄膜に光の波長以下のサイズの人工的な3回回転対称構造を導入することで、外場を印加することなく光の照射のみにより電流を生成し、その流れる方向を非磁性金属薄膜の2次元面内で360°自在に制御できることを明らかにした。これを発展させることで、光によるスピン流制御の新しい原理の開拓が期待される。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 2件、 査読あり 2件、 謝辞記載あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 1件) 備考 (1件)
Nat. Photonics
巻: 10 号: 10 ページ: 653-656
10.1038/nphoton.2016.146
npj Quantum Materials
巻: 1 号: 1
10.1038/npjquantmats.2016.12
http://sspp.phys.tohoku.ac.jp/matsubara/