研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、ダイヤモンドや単体金属などの構造が比較的単純な物質を対象に、放射光X線回折で得られる粉末回折パターンから、Bragg反射強度だけでなく熱散漫散乱などの様々な散乱も同時に解析することで、静的、動的な精密構造を観測する手法の開発を行った。特に熱散漫散乱の大きい単体金属アルミニウムについて、フォノンに由来する熱散漫散乱の温度変化を観測するとともに、自由電子ガスモデルからのずれを示すわずかな電子密度の変調を観測することにも成功した。
すべて 2017 2016 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 4件)
Chemical Communications
巻: 53 号: 54 ページ: 7509-7512
10.1039/c7cc03279j
巻: 53 号: 70 ページ: 9805-9808
10.1039/c7cc05022d
Scientific Reports
巻: 7 号: 1 ページ: 41375-41375
10.1038/srep41375
Inorganic Chemistry
巻: 55 号: 15 ページ: 7709-7716
10.1021/acs.inorgchem.6b01166
Macromolecules
巻: 49 号: 9 ページ: 3471-3477
10.1021/acs.macromol.6b00049