研究課題/領域番号 |
16K13665
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用物性
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
菅 大介 京都大学, 化学研究所, 准教授 (40378881)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 酸化物ヘテロ構造 / 酸化物イオン / ダイナミクス / 酸素欠損型ペロブスカイト酸化物 / 酸化還元反応 / 酸素配位環境 / 輸送特性 / ドメイン境界 / 遷移金属酸化物 / 酸素欠損 |
研究成果の概要 |
本課題では、遷移金属酸化物中の酸化物イオンダイナミクス(酸化物イオンの動き)に関連する諸物性に着目し、ダイナミクスの理解および機能開発を行った。得られた主な研究成果は次の2つである。(1)ヘテロ界面における構造ミスマッチを利用することで、酸化物中の酸素(欠損)規則配列を変調さらには制御できることを明らかにした。(2)酸化物における酸化還元反応は局所的に進行することを明らかにし、さらに反応に伴う酸化物イオン吸収および放出が優先的に起こる局所領域の特性に成功した。また電界で酸化還元反応を誘起することで、伝導性を変調可能であることも明らかにした。
|