研究課題/領域番号 |
16K13696
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
梶川 浩太郎 東京工業大学, 工学院, 教授 (10214305)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | アンチストークス蛍光 / レーザー冷却 / 近接場光学 / 全反射減衰法 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、液体中で固-液界面近傍のナノ領域を局所的に冷却する光学的手法を提案し、実験とシミュレーションにより界面近傍の熱拡散や比熱などのパラメータを考察することである。冷却には有機色素分子であるローダミン101からのアンチストークス(AS)蛍光輻射時による冷却効果を使う。その結果、有機色素からのAS蛍光を用いて、レーザー冷却が可能であることを示した。冷却速度は3時間で3.4℃程度であった。これは、断熱的な条件で理論から予想される値よりずっと小さいが、熱拡散を考慮していないためである。
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