研究課題/領域番号 |
16K13697
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
米田 仁紀 電気通信大学, レーザー新世代研究センター, 教授 (00210790)
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研究協力者 |
道根 百合奈
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 高強度レーザー / 回折格子 / 光学損傷 / 回折光学 / 高出力レーザー / 光学破壊 / エントロピー波 / 回折光学素子 / 大気圧プラズマ |
研究成果の概要 |
中性ガスを媒質として、安定に屈折率の空間変調を作り、96%という高い回折効率の光学素子を開発することに成功した。この素子は、大気圧の酸素とオゾンから成り立っており、その耐エネルギー力は1.7kJ/cm2と従来の固体素子の数百倍を持つものであることが分かった。この素子の鍵は、密度揺動を如何に生成させるかであるが、ここでは、オゾンによる共鳴吸収とそれに引き続き起きる再結合過程、さらに、この局在した温度揺動を初期条件として、エントロピー波が効率よく生成されることが分かった。さらには、この波は、非線形発展をし、数周期まではきれいな振動をするが、その後ダンプすることまで実験的に明らかになった。
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