研究課題/領域番号 |
16K13704
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
高橋 栄治 国立研究開発法人理化学研究所, 光量子工学研究センター, 専任研究員 (80360577)
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研究協力者 |
付 玉喜
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | レーザー / THz発生 / 高性能レーザー |
研究成果の概要 |
本研究ではキロエレクトロン領域のコヒーレント軟X 線の発生を目指し,その為の励起レーザーとして出力がミリジュールクラス, 周波数可変域が 50 - 15 THz (波長可変域 6 - 20 um), パルス幅が数サイクルの THz パルスを開発した.また THz パルス発生の差周波励起レーザーとして,DC-OPA (dual-chirped optical parametric amplification) 法を用いて100 ミリジュールクラスの高出力近赤外レーザーシステム (波長 1 - 2 um) を実現した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光源開発から得られた成果より,これまで1 keV 程度であった高次高調波の光子エネルギーをさらに高光子エネルギー化できる目処がたった.将来的に本レーザー光源により数 keV の光子エネルギーを持つコヒーレント光発生が可能になれば,物性特性を測定する為の軟 X 線分光計測等に高い時間分解能を付加することができ,フェムト秒からアト秒にわたる超高速軟X線分光学という新しい研究分野が開拓されると期待できる.
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