研究課題/領域番号 |
16K13719
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用物理学一般
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
荻 博次 大阪大学, 大学院工学研究科, 教授 (90252626)
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研究分担者 |
中村 暢伴 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教 (50452404)
石田 秀士 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教 (80283737)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 熱モード / 熱伝導率 / 固有値問題 / レーザー計測 / 共振 / 固有値 / 固有ベクトル / 物性実験 / 超精密計測 / 物性理論 |
研究成果の概要 |
微小固体の熱伝導率を正確に計測する熱モードスペクトロスピー法を確立した。熱的に孤立した固体には多くの熱モードが存在し、各モードの緩和時間は試料寸法と熱拡散率だけで決まるため、特定の熱モードだけを選択的に励起してその緩和時間を測定することにより、正確に熱拡散率、そして、熱伝導率が得られる。必要なパラメタは試料寸法だけであり、不確定なパラメタを含まず原理的に精度が高い。また、微小かつ高熱伝導率の試料ほど熱モードが明確に現れるため、従来法の不得意とする領域をむしろ得意とする手法である。
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