• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ベクトルポテンシャルと電子ボルテックスビームとの相互作用の探索

研究課題

研究課題/領域番号 16K13724
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 量子ビーム科学
研究機関京都大学

研究代表者

紀井 俊輝  京都大学, エネルギー理工学研究所, 准教授 (30314280)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードベクトルポテンシャル / 軌道角運動量 / コイル技術 / 電子・陽電子
研究成果の概要

「電子らせん波」は、らせん状の波面を持つ電子のド・ブロイ波で、ラゲールガウシアン光ビームのド・ブロイ波版に相当し、軌道角運動量を運ぶ。
本研究では、軌道角運動量とベクトルポテンシャルの相互作用について実験的な知見を得ることを目指し、ベクトルポテンシャル生成・制御コイルの作製を行った。その一方、相互作用については、当初想定した実験系では量子消去条件が満たされておらず干渉による観測ができない可能性があるとの指摘を受け、実験を遂行することができず相互作用の定量もしくは上限の決定にはいたらなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

「電子らせん波」は、らせん状の波面を持つ電子のド・ブロイ波で、ラゲールガウシアン光ビームのド・ブロイ波版に相当し、軌道角運動量を運ぶ。
本研究では、これまでに知られていない電子らせん波のもつ軌道角運動量とベクトルポテンシャルの相互作用につい実験的評価を行うためのコイル作成方を確立することができた。量子消去条件により相互作用の定量や上限決定には至らなかったが、量子消去条件の見直しにより未知の相互作用探索の可能性を指摘できた。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi