研究課題/領域番号 |
16K13795
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
岩田 高広 山形大学, 理学部, 教授 (70211761)
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連携研究者 |
宮地 義之 山形大学, 理学部, 准教授 (50334511)
臼杵 毅 山形大学, 理学部, 教授 (70250909)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 偏極ターゲット / 動的核偏極 / DNP / マカニカルドーピング / ナノ粒子 / メカニカルドーピング / 時間反転非対称 / ボールミル |
研究成果の概要 |
動的核偏極(DNP)を用いた固体偏極ターゲットでは、標的試料に対する常磁性物質のドープが鍵となる。本研究では固体試料をナノサイズまで粉砕した微粉末試料に常磁性物質を含浸させる方法を試みた。フッ化ランタン(LaF3)を試料として選び、これを粉砕し、常磁性物質(TEMPO)のエタノール溶液を含浸させて試料を作成した。LaF3はボールミルを用いて最小サイズ20nmまで粉砕し、100nmより大きな粒径の粒子は遠心分離により取り除いた。0.9K、2.5Tの下でDNPを試みたところ、19F核(spin=1/2)の偏極度最大11%程度が得られた。
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