研究課題/領域番号 |
16K13798
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
浮田 尚哉 筑波大学, 計算科学研究センター, 研究員 (50422192)
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研究協力者 |
加堂 大輔 慶應義塾大学, 自然科学研究教育センター(日吉), 訪問研究員 (90447219)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 超対称性 / グラディエントフロー方程式 / 格子ゲージ理論 / 非摂動効果 / グラディエントフロー / 格子場の理論 / 紫外有限性 / 摂動計算 / 数値計算 / 自発的対称性の破れ / グラディエント・フロー方程式 / エネルギー・運動量テンンソル / 素粒子論 / 計算物理 |
研究成果の概要 |
本研究では、超対称性の自発的破れの有無を判定できる体系的、かつ非摂動的解析手法の開発と整備を行なった。グラディエントフロー方程式を用いてエネルギー・運動量テンソルの正則化に依らない定式化を与えた。一旦、格子上のエネルギー・運動量テンソルが構成できれば、原理的に真空エネルギーの測定を数値計算で実行でき、超対称性の自発的破れの有無を判定出来る。また模型固有の性質によらない極めて汎用性が高い手法である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の進展により、計算格子超対称性とでも呼ぶべき分野が開拓され、大統一理論、暗黒物質の起源をはじめ、超弦理論を背景とする宇宙創成の問題やAdS/CFT対応など、超対称性や超対称性の破れと関連した多様な物理にこれまでにない角度から切り込み考察できるようになった。
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