研究課題/領域番号 |
16K13811
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
上野 一樹 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教 (20587464)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 単一電子 / MCP / イメージング / 静電場 / 粒子測定技術 / 電子 / 粒子線 / 素粒子実験 |
研究成果の概要 |
本研究は、真空中に取り出した単一電子イメージング技術の確立およびこれを利用した静電場測定手法の原理実証である。紫外光をある条件を満たす標的に照射することで、低速電子を放出させることができる(光電効果)。その電子を特別な検出器(MCP)によってイメージングを行い、この手法の確立を目指すものである。また、標的に導体を利用した場合、電圧を印加し、その値を変化させるとイメージングの取得レートが変化することがわかっており、この情報を用いることで電場測定を試みる。イメージングには成功し、標的選定やMCPシステムの改良を進めることができた。精査や電場測定の実証については今後詰めていく予定である。
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