研究課題
挑戦的萌芽研究
i) 有機伝導体(α-(ET)2I3)における電荷局在(Ishikawa et al.,Nature commun. 2014)の機構を解明するために、7 fsパルスの偏光制御を行い、強電場誘起の電荷短距離秩序の構造を明らかにした。ii) また、同物質において、THz発生の励起光強度依存性を調べたところ強励起下では、入射光による光誘起相転移(絶縁体-金属転移)が結晶内部で起こり、THz波発生を抑制して、THz波の波形を大きく変化させることを明らかにした。iii) 光強電場効果のプローブとして、フォノンの吸収(短距離秩序を反映)と、THz発生(長距離秩序を反映)が有効であることを示した。
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