研究課題
挑戦的萌芽研究
電気伝導特性を十ナノメートル程度からミリメートルの広い空間スケールで可視化することができる顕微鏡手法を開発した。走査電子顕微鏡を用いたカソードルミネッセンス測定を行う際、蛍光体を試料表面に塗布し、電子線照射時の蛍光体の電子状態と試料表面との相互作用による発光変化を利用して、試料表面の物性の違いを画像化する原理に基づくものである。その原理検証や空間分解能の評価を行った。さらにその成果に基づいて、金属-絶縁体転移を示す酸化物ナノ構造に本手法を適用して、相転移過程に見られる金属/絶縁体ドメインの共存状態を観測することにも成功した。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 6件、 招待講演 1件)
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