研究課題/領域番号 |
16K13835
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
伊藤 正行 名古屋大学, 理学研究科, 教授 (90176363)
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研究分担者 |
小林 義明 名古屋大学, 理学研究科, 准教授 (60262846)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 励起子絶縁体 / 励起子凝縮 / 核磁気共鳴 / 核スピン格子緩和率 / 軌道反磁性帯磁率 / スピン帯磁率 / ニッケル化合物 / チタン化合物 / ナイトシフト / 層状物質 / 反磁性軌道帯磁率 / 強相関電子系 / 磁性 / 物性実験 / 低温実験 |
研究成果の概要 |
励起子絶縁体とは、励起子凝縮による新奇な絶縁体である。本研究では、励起子絶縁体転移に伴う励起子凝縮を検証することを目的に、核磁気共鳴法を用いた実験的研究を行った。その結果、有力な励起子絶縁体候補物質であるTa2NiSe5に対して、励起子凝縮に起因すると考えられる特徴的なSe核の核スピン格子緩和率と局所帯磁率の温度変化を観測した。この結果は、核磁気共鳴法が、励起子凝縮を研究する上で有効なプローブであることを示している。
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