研究課題/領域番号 |
16K13860
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
鈴木 誠 東北大学, 工学研究科, 教授 (60282109)
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研究分担者 |
最上 譲二 東北大学, 工学研究科, 助教 (70713022)
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連携研究者 |
松林 伸幸 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 教授 (20281107)
木下 正弘 京都大学, エネルギー理工学研究所, 教授 (90195339)
岩城 光宏 理化学研究所, 生命システム研究センター, 上級研究員 (30432503)
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研究協力者 |
山口 貴也 東北大学, 大学院工学研究科
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | actomyosin / ATP energy / hydration free energy / driving force / hydration control / water entropy / polymorphism / Ca ion control / 筋収縮機構 / 化学力学変換 / アクトミオシン / 水の並進エントロピー / 分子モーター / 水和自由エネルギー / タンパク質の水和 / アクチンの構造多形 / タンパク質分子モーター / エントロピー駆動 / 水のエントロピー / 水和制御 |
研究成果の概要 |
本研究では、タンパク質複合体の水和状態を制御することでATP加水分解によらずにミオシンコート基板上をF-actinを駆動する試みを行なった。初めにF-actinの2次構造・3次構造制御を水溶液中のMg(2+)とCa(2+)各イオンの交換で可能であることをCD分光測定により確かめた。次に、ミオシンにAMPPNPを結合させ低イオン強度下のMg-F-actinとの弱い結合状態を始状態として、caged-Caを用いてUV光照射による局所的なCa2+放出を行い、60nm程度の有意な変位をするF-actinが観測された。さらに実験数を増やして確認を要するが、今回の実験でその可能性を確認することができた。
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