研究課題/領域番号 |
16K13883
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
広瀬 直毅 九州大学, 応用力学研究所, 教授 (70335983)
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研究協力者 |
上原 克人
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 海底地形 / 黄海 / 浅水波モデル / モデルグリーン関数 / 対馬海峡 / 対馬暖流 / 、海洋物理・陸水学 |
研究成果の概要 |
衛星高度観測データを拘束条件として、海洋潮汐モデルを逆計算することによって、黄海の平均水深を44.9~45.7m程度の狭い範囲で推定することができた。一方、沿岸潮位計データを拘束条件とした場合の推定結果は不安定であった。 さらに、単純な水路の浅水波モデルを用いて、凹凸地形に対する海流の応答を数値実験した。振動流(潮汐流)を与えたときは海山直上に感度があるが、定常流を与えた場合は海山の斜面に影響が出やすい。海底地形に対する応答は、定常流の方が強かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究が進化することによって水深マップの信頼性が向上し、船舶の航行や漁業活動、資源調査、港湾整備など実社会で直接的に有益である。海底地形データの精度向上は、特に沿岸域の海況予測の計算精度にも直結し、気象予報や海洋エネルギーなどさらに多分野への波及効果が想像できる。
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