研究課題/領域番号 |
16K13898
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
江崎 洋一 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (60221115)
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研究分担者 |
品田 哲郎 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (30271513)
後藤 慎介 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (70347483)
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研究協力者 |
足立 奈津子 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 准教授 (40608759)
徳田 悠希 公立鳥取環境大学, 環境学部, 講師 (30779765)
千徳 明日香 琉球大学, 理学部, 助教 (00722802)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 紫外線 / サンゴ / ニッチ / 多様化 / 防御 / 赤外線 / 光活用 / 光地球生物学 / 系統 / 進化 / 多様性 / 光 / 地球生物学 |
研究成果の概要 |
藻類は多種類の紫外線吸収物質(MAAs)を様々な含有量で含んでいる.有藻性キサンゴ科サンゴにもMAAsは含まれるが,藻類ほど多様性は高くない.無藻性キサンゴ科では,MAAs以外の光吸収物質が多様である.有藻性サンゴであるキクメイシモドキは,MAAsを生合成している可能性が高く,黒色骨格色素はプロトポルフィリン類である.今回検討した生物は,生息場に特有な光環境下で光関連分子を合成し,効率的な紫外線対策や光合成活動を行っている.さらに,プロトポルフィリン類を含有し,細菌類に対する防御機構を備えている場合がある.本結果は,生物が特殊なニッチの開拓をするための生化学的な変化の一側面を示している.
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