研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では固体未知試料の元素組成を迅速に得る方法として、レーザー誘起ブレークダウン分光分析法(LIBS)とレーザーアブレーションICP質量分析法(LA-ICPMS)を組み合わせたタンデムシステムを用い、様々な地質試料中の主要-微量-揮発性元素を同時定量する分析手法開発を試みた。本実験の結果、現有のシステムでは(1)粉末を加圧成形した試料のアブレーション、(2)H2O-CO2濃度の同時分析は困難であることが判明したが、(3)ガラス化した試料の主要-微量元素濃度を迅速に測定する手法に対しては有用性が高いことがわかり、変成岩、蛇紋岩、各種堆積岩などを対象とした地球化学的研究へ応用を進めている。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 7件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (21件) (うち国際学会 5件)
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