研究課題/領域番号 |
16K13941
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
増田 卓也 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 先端材料解析研究拠点, グループリーダー (20466460)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 電気化学 / 表面科学 / その場観察 / その場測定 / 固液界面 / 表面・界面 / その場計測 |
研究成果の概要 |
申請者はこれまで、独自の環境セル技術によって、従来、真空中でのみ測定が可能だったX線光電子分光法(XPS)を固液界面で起こる電気化学反応のその場観察に世界で初めて応用している。本研究ではこの手法をさらに発展させて、反応に付随した組成・酸化状態変化を時分割追跡するための測定系構築に関して検討を行った。XPSの二次元検出器が取得した生データを外部の時分割回路を介してオシロスコープに出力・演算することによって、検出感度の向上および計測時間の短縮を図り、現時点で、総カウント数およびピーク強度はおよそ2倍程度まで向上している。ロックインアンプの利用など、さらなる工夫により一層の機能向上を目指している。
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