研究課題/領域番号 |
16K13947
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
有機化学
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
吉沢 道人 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (70372399)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 金属 / 芳香環 / 分子カプセル / 生体分子 / 糖 / スクロース / 分子間相互作用 / 内包 / 蛍光 / 超分子化学 |
研究成果の概要 |
水溶性の生体関連分子、例えば、複数の水酸基を持つ糖類は、水中で強く水和されているにもかかわらず、多点の水素結合ポケットを持つ生体レセプターで選択に捕捉される。一方、人工レセプターを使った糖の認識は、有機溶媒中で報告されているが、水中ではほとんど例がない。本研究では、分子カプセルが持つ芳香環で囲まれたナノ空間を利用することで、身近な砂糖のスクロースを水中で強く捕捉することに成功した。また、カプセルは二糖の混合物からスクロースを選択的に識別し、さらに、人工甘味料も捕捉できることを見出した。本研究では、他の生体必須分子についても、特異な内包挙動が観測された。
|