研究課題/領域番号 |
16K13948
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
村井 利昭 岐阜大学, 工学部, 教授 (70166239)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 5-アミノチアゾール / メカノクロミズム / ピリジンオキシド / 含窒素複素環 / イミダゾ(1,5-a)ピリジン / 電子受容性カルベン / 含窒素五・六員環縮環化合物 / 10π電子系 |
研究成果の概要 |
本研究では、含窒素複素環化合物として独自に開発した5-アミノチアゾールを基盤とする、特異な光物性を示す化合物群の創製を行った。その結果例えば、チアゾールの2位に4-ピリジルオキシ基を組込み、5位にビス(4-メトキシフェニル)アミノ基を組み込んだ化合物がメカノクロミズムを発現することを明らかにすることができた。この化合物はすりつぶすことで発光色は元の黄緑色から橙色の蛍光へと変化し、さらにアセトン蒸気にさらすと元の黄緑色へと戻った。この発光色の変化は、結晶状態からアモルファス状態へと変化したためであると考えられその変化は粉末X線回折測定でも確かめることができた。
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