研究課題/領域番号 |
16K13958
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機化学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
福村 知昭 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (90333880)
|
連携研究者 |
岡 大地 東北大学, 大学院理学研究科, 助教 (20756514)
|
研究協力者 |
FATIMA Zainab
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | エピタキシャル薄膜 / 二酸化ルテニウム / 格子歪 / ルチル構造 / 金属絶縁体転移 / 強相関電子系 / エピタキシャル / 磁性 |
研究成果の概要 |
パルスレーザー堆積法によりRuO2薄膜を合成した結果、高圧相であるHP-PdF2型RuO2の多結晶薄膜を得ることができたが、エピタキシャル薄膜の合成は困難であった。その一方、イットリア安定化ジルコニアおよびサファイア単結晶基板を用いてRuO2薄膜を合成すると、最安定相であるルチル型RuO2エピタキシャル薄膜を得た。ここでバッファー層を導入することにより、約4%もの非常に大きな格子歪を実現することができ、抵抗率も大きく変化することがわかった。この大きな格子歪の印加法を利用して、RuO2や他の白金族酸化物薄膜の物性を制御可能であることが期待される。
|