研究課題/領域番号 |
16K13967
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
張 浩徹 中央大学, 理工学部, 教授 (60335198)
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研究分担者 |
松本 剛 中央大学, 理工学部, 助教 (40564109)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 二酸化炭素還元 / フェニレンジアミン / Fe錯体 / 光反応 / カルボキシル化 / 二酸化炭素 / 光照射 / 鉄錯体 / 多座配位子 / Ni錯体 / Cu錯体 / 非貴金属触媒 / 分極 / ノンイノセントリガンド / 光触媒 |
研究成果の概要 |
本研究では、新しい光誘起電子・プロトン移動能を有するNon-Innocent Ligand (NIL)と非貴金属(M)からなる錯体モジュール(M/NIL)及びその集合体型CO2還元触媒を開発することを目的としている。本研究ではo-phenylenediamine (opda) を有するFe錯体 ([Fe(opda)3](ClO4)2)が、CO2下において2,3-ジアミノ安息香酸 (DBA)を生成することを見出した。この結果は、本反応が室温大気圧下で進行する新しいCO2固定化反応であることを示す、芳香環上のC-H結合活性化を伴う光化学的な直接カルボキシル化反応として初の例である。
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