研究課題
挑戦的萌芽研究
軸不斉のビナフチル骨格にエテニル基を導入したヘキサトリエン構造をもつ新規キラル光スイッチ分子群を設計・合成した。これらの化合物は、ヘキサトリエンとシクロヘキサジエンの間で熱可逆なフォトクロミズムを示した。紫外光による閉環反応、その後の熱による開環反応では、ヘキサトリエン構造の元のらせんが維持されるのに対して、可視光照射による開環反応では、らせんが反転したヘキサトリエン構造がある割合で生成した。光反応と熱反応では異なるキラル選択性を示すことが明らかになった。
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