研究課題/領域番号 |
16K13993
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
柴富 一孝 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00378259)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 脱炭酸反応 / 不斉合成 / 有機分子触媒 / 塩素化反応 / ハロゲン化反応 / SN2反応 / カルボン酸 / 脱炭酸 / キラルアミン触媒 / 不斉ハロゲン化反応 / 触媒的不斉合成 / 合成化学 / ハロゲン化合物 / キラル触媒 / 医薬品合成 |
研究成果の概要 |
Hunsdiecker反応に代表されるカルボキシル基を一段階でハロゲンに変換する反応は有用な分子変換反応の一つとして知られている。この反応は150年以上前に初めて発見されたにも関わらず、これまで不斉合成への応用に成功した例はなかった。本研究では独自に開発したキラルアミン触媒を用いて、βーケトカルボン酸の脱炭酸的な不斉塩素化反応を最高98%eeで達成した。カルボン酸の脱炭酸的ハロゲン化反応の不斉化に初めて成功した例となり、学術的に意義があると言える。また、得られたα-クロロケトンはSN2反応により様々なキラル化合物へ誘導できることから、医農薬品合成等への応用が期待できる。
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