研究課題/領域番号 |
16K14006
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
原田 明 大阪大学, 理学研究科, 特任教授(常勤) (80127282)
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連携研究者 |
髙島 義徳 大阪大学, 大学院理学研究科, 講師 (40379277)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | シクロデキストリン / ホスト―ゲスト化学 / 分子認識 / 包接錯体形成 / 分子接着 / 超分子材料 / 自己修復 / 可逆的結合 / 自己修復性 / アクチュエータ / 高靭性 / 接着 / 伸縮 / 形状記憶 |
研究成果の概要 |
近年、高分子材料の作製に当たり、従来の化学架橋を駆使した材料設計ではなく、可逆的な非共有結合や可動性の架橋点を利用した材料設計が盛んに行われている。このような可逆的な結合は応力が加えられたときに、ある一点に応力が集中するのではなく、分散が図れることで、材料自身の破断歪が向上するという特徴がある。また可逆的な結合であるため、材料内部で結合が切れたとしても、再形成により、材料強度の回復や再接着などの自己修復が期待できる。本研究では、シクロデキストリン (CD) と疎水性のゲスト分子からなる包接錯体をゲルの架橋点とすることで、自己修復性や高靱性を有する超分子材料を作製した。
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