研究課題/領域番号 |
16K14021
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
財津 慎一 九州大学, 工学研究院, 准教授 (60423521)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 共振器増強分光法 / ラマン散乱 / ラマン分光 / モード同期レーザー / 周波数安定化レーザー / 共振器増強分光 / 非線形光学 / 光共振器 / 気体分析 / インパルシブ誘導ラマン散乱 / レーザー |
研究成果の概要 |
低濃度ラマン活性分子種のリアルタイム定量測定を可能とする新しい超高感度ガス分析手法として、共振器増強インパルシブ励起コヒーレントラマン散乱分光法の開発に取り組んだ。リング型共振器を新たに構築し、1GHz繰り返しモード同期レーザーのカップリングに成功した。共振器透過光から誤差信号を取得し、フィードバック制御により共振状態を安定化した。水素充填共振器出力の透過スペクトルに、オルソ水素の回転運動周期と一致するピークを初めて観測した。これは水素分子のコヒーレント運動の励起を示唆している。この分子コヒーレンスをプローブするためのレーザーの周波数をCs原子吸収線へ安定化することに成功した。
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